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電通の給料年収と離職率 | ブラック企業研究で過労死を回避しろ

本記事は、2015年に新人女性社員が過労死したことで悪名高い広告最大手・電通の給料年収、離職率ブラック企業度等について、第二新卒・未経験転職を経て、転職人気ランキングトップ10常連企業に内定した経験がある筆者が独自のノウハウと転職経験をもとに企業研究としてまとめています。

 

私(モチタケ)自身、電通ほどではないにしろブラック企業で過労死寸前の長時間労働を経験したことがあり、もはや過酷な長時間労働は命に係わる重要問題です。

 

電通はいまだ学生たちにとっての人気企業ではありますが、入社選考を受ける際には過去の過労死事件などにも十分情報を得たうえで、応募を検討するのが良いでしょう。

 

電通の給料年収と離職率 | ブラック企業研究で過労死を回避しろ

 

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電通の給料年収と離職率 | ブラック企業研究で過労死を回避しろ

電通への就職転職と企業研究(会社概要)

電通は1906年に設立された日本最大の広告代理店です。電通は日本企業トップレベルの平均年収である一方で猛烈な働き方をする会社としても知られ、2015年には新入女性社員の過労死事件もありました。広告業は他社の宣伝活動に従事しており電通自体が表に出ることは少ないため、一般消費者にとっては謎が多い企業でもあります。

 

電通の会社概要>

会社名:電通株式会社

英語表記:DENTSU INC.

設立:1906年

本社所在地:東京都港区

業種:サービス業

連結売上高: 1,018,512百万円(2019年3月期)

連結従業員数:  62,608人(2019年3月期)

株式上場:東証第一部

 

 

電通の給料年収と離職率/勤続年数

就職先、転職先を検討する上で最も気になるのがその企業で働く人の待遇(年収や勤続年数、離職率)ではないでしょうか。ここからは電通の役員従業員の給料年収と勤続年数/離職率について見ていきたいと思います。

 

 

電通従業員の平均年収/給料と勤続年数

決算期 18年12月期 -
グループ全体の従業員数 62,608
(うち親会社の状況)   -
従業員数 6,921
平均年齢 40.7
平均勤続年数 13.8
平均年間給与 11,797,585

電通有価証券報告書(2019年3月決算)を元に筆者作成 

 

電通広告業界最大手だけありその平均年収は約1200万円と日本企業のトップレベルです。一方で平均勤続年数は老舗大手企業の中では短めとなっています。

 

電通の平均年収の比較対象としてサービス業の平均年収、全産業の会社員の平均年収を掲載しておきます。

 

サービス業の平均年収・・・348万円

会社員の平均年収・・・432万円

正規社員の平均年収・・・494万円

非正規社員の平均年収・・・175万円

出典:平成29年分民間給与実態統計調査国税庁 

 

 

電通役員の給料年収はどれくらい?

電通役員報酬は基本年棒、年次賞与、中長期賞与で構成されています。中長期賞与は株価に連動する報酬となっており、役員と株主が株価上昇に対する利益を共有する仕組みになっています。

 

役員報酬の体系>

基本年棒・・・他社の役員報酬額を参考に算出した月例報酬

 

年次賞与・・・基本年棒、就任中の各事業年度の連結業績に応じた額を支給

 

中長期賞与(業績連動型株式報酬)・・・基本年棒、就任中の各事業年度の期初株価等に応じて算出したポイントを付与し、権利確定日にそのポイントに応じて株式50%、金銭50%の報酬を支給。

 

<役職ごとの年収>

取締役 431百万円(9名)、一人当たり換算48百万円

社外取締役 15百万円(1名)、一人当たり換算15百万円

監査等委員 36百万円(2名)、一人当たり換算18百万円

社外取締役 45百万円(3名)、一人当たり換算15百万円

 

<年収1億円以上の役員>

ティモシー・アンドレー 638百万円

 

個別の役員で1億円以上の報酬を受けているのは外国人役員1名だけであり、従業員の平均年収が高い割には役員報酬は控えめな水準となっています。

 

 

電通離職率ブラック企業度(過労死率)

離職率に関する情報は今のところ無料で入手できる範囲では公開情報が限られています。その中で多くの企業の離職率が確認できる情報ソースは就職四季報になります。就職四季報では、3年後離職率だけでなく、有給取得日数、平均年数、採用実績校など、その会社で働く上での細かい情報が記載されていますので、入社する会社を検討する上では必携の1冊と言えます。

 

 

また、東洋経済では定期的に、企業の離職率に関するランキングを公表していますのでそれも離職率を確認する上では参考になります。しかし、あくまで企業側から公表された情報であることから数字が良い方向に操作されていることがないとも言えませんのであくまで参考情報としてみていくのが良いでしょう。

 

【東洋経済】新卒3年後の「若手が辞めない」300社ランキング

【東洋経済】給料が高く新卒が辞めない会社」ランキング

 

 

電通への中途採用求人の探し方(転職エージェントを活用)

電通をはじめとする大手企業に転職したい場合はどのように求人情報を探せばよいのでしょうか。大手企業の求人は、非公開求人と呼ばれる転職エージェント経由でしか見ることができない形式で募集がかかります。

 

<公開求人>

リクナビNextなど、WEBサイトに登録すればだれでも見れる求人

 

<非公開求人>

転職エージェントで転職支援サービスを受けた人だけが見れる求人

 

理由としては、公開求人で募集をして応募が集まりすぎると企業側の選考が大変になることや、求人の内容自体に機密情報が含まれていたりする、ということがあげられます。つまり、多くの人が応募したくなるような年収が高く、離職率が低いホワイト企業の求人のほとんどは非公開求人ということになります。

 

「非公開求人」を見るためには転職エージェントに登録が必要になります。転職エージェントへの登録や転職支援を受けるのはすべて無料ですので、転職するつもりがあってもなくても常に転職市場の情報収集として何社か登録しておくことをおすすめします。私自身も転職エージェントとは常に数社付き合いを持つようにしていて、その時々の求人情報を見て今後のキャリアプランの参考にしています。

 

<転職エージェント登録の流れ>

転職エージェントへの登録は社会人の方であれば誰でも下記の流れで行うことができます。

転職エージェント登録の流れ

 

 

<【完全無料】おすすめの大手転職エージェント3社>

転職エージェントはより多くの求人情報をカバーするため、取扱求人数が多い大手エージェントから登録することをおすすめします。下記の3社は私も過去に利用経験があり、基本的にはここに登録をしておけばその時市場に出回っている求人はほとんどカバーすることが可能です。

 

リクルートエージェント | 求人数・転職実績No1 

 

DODA by パーソルキャリア | 丁寧なカウンセリングが評判

 

type転職エージェント | 正社員の年収アップ転職支援

 

 

電通の業績、決算情報、財務内容

就職先や転職先の企業を選択する上でその企業の業績や財務内容を見ることは極めて重要です。大企業であっても東芝のように不祥事がきっかけであっという間に倒産寸前に追い込まるのが今の時代です。

 

大企業だから安心、中小企業だから不安、というのは幻想で、正解は「企業による」です。企業ごとに決算情報や財務内容は良く調べて、業績が怪しい企業は就職先としては避ける賢さが必要になります。それでは電通の業績、決算情報、財務内容について見ていきましょう。

 

電通の直近3事業年度の業績

決算期 16年12月期 17年12月期 18年12月期
会計基準 IFRS IFRS IFRS
売上高(百万円) 838,359 928,841 1,018,512
営業利益(百万円) 137,681 137,392 111,638
営業利益率 16.4% 14.8% 11.0%
経常利益(百万円) 132,918 149,662 148,751
経常利益率 15.9% 16.1% 14.6%
当期利益(百万円) 83,501 105,478 90,316
利益率 10.0% 11.4% 8.9%
自己資本比率 29.6% 30.7% 28.8%

 電通 有価証券報告書(2018年12月決算)を元に筆者作成  

 

海外での売上比率も高い電通では会計基準IFRS国際会計基準)を採用しています。国際会計基準は世界的に広く利用されており、投資家たちにとって海外企業との比較検討が容易になることから、海外からの投資資金が集まりやすくなるというメリットがあります。

 

会社の業績の見方についてはこちらの記事で解説しています。決算情報の閲覧に不慣れな方がいらっしゃいましたらご参考にしてください。

 

 

海外売上比率と地域別売上の状況

就職、転職先の企業を見るときにその企業の将来性を重視する場合には、海外売上比率を見ることが一つの手段となります。日本は今後も少子高齢化が進むことは確実ですので、海外市場を開拓している企業は確実に有利になります。

 

電通の海外売上比率>

決算期 18年12月期
日本 222,281
その他海外 1,050,788
1,273,069
国内売上比率 17.5%
海外売上比率 82.5%

単位:百万円

電通 有価証券報告書(2018年12月決算)を元に筆者作成 

 

電通では個別の国や地域の情報は開示していませんが、売上高の海外比率は8割を超えておりグローバル化が進んでいることがわかります。国内市場は今後、縮小することは確実なのでこの高い海外売上比率は強みになるでしょう。

 

 

電通のセグメント情報(事業別の業績と事業内容)

セグメントとは企業が行っている事業の区分のことを言います。就職転職では企業を選ぶことも重要ですが、同様にどのセグメントで働くことになるかも非常に大切です。昨今では企業は生き残りをかけて不採算事業の整理・売却を行うことも珍しくありません。不採算事業で働いている場合、給与水準が下がるということや、気が付いたら別の会社に売却されていた、などという笑えない事態も起こりえます。

 

電通では、国内事業、海外事業の2つのセグメントで事業を展開しており、セグメントごとの売上高構成比は以下のようになっています。

 

電通のセグメント別売上高構成比>

電通のセグメント別売上高構成比

 

それではここからは、各セグメントごとの事業内容、業績について見ていきましょう。

 

 

国内事業の事業内容と業績

<主要サービス>

広告業、情報サービス業 等 

 

<主要会社>

電通東日本、電通西日本、電通九州、電通北海道、電通名鉄コミュニケーションズ、ザ・ゴール、電通アドギア、電通イースリー、サイバー・コミュニケーションズ電通デジタル、電通ライブ、電通テック電通ダイレクトマーケティング電通国際情報サービス

 

<業績情報>

決算期 17年12月期 18年12月期
収益(百万円) 1,865,117 1,880,768
セグメント利益(百万円) 88,801 80,268
セグメント利益率 4.8% 4.3%
従業員数(人) 17,652 18,539
一人当たり売上高(百万円) 105.7 101.4
一人当たり営業利益(百万円) 5.0 4.3

 

 

海外事業のの事業内容と業績

<主要サービス>

広告業

 

<主要会社>

Dentsu Aegis Network Ltd.、Dentus Aegis London Ltd.、Aegis International Ltd、Portman Square US Holdings Ltd

 

<業績情報>

決算期 17年12月期 18年12月期
収益(百万円) 3,329,418 3,488,430
セグメント利益(百万円) 75,146 72,963
セグメント利益率 2.3% 2.1%
従業員数(人) 42,412 44,069
一人当たり売上高(百万円) 78.5 79.2
一人当たり営業利益(百万円) 1.8 1.7

 

 

ホワイト企業ブラック企業判定(残業時間、リストラ)

電通は従業員にとっての働きやすさはどうなのでしょうか。実際に入社をしてみないとわからない部分は多くありますが、最近では長時間労働や過労死などに対する社会の問題意識が高まっているため、ホワイト企業としてのイメージ作りに力を入れて採用力の強化や離職率の低下を狙う企業も増えています。

 

企業が従業員にとって働きやすいホワイト企業か、長時間労働サービス残業が蔓延するブラック企業かを判定するには、従業員の離職率や勤続年数を調べる以外にも、厚生労働省が一定の基準を満たした企業に対して認定するくるみん、プラチナくるみん、ホワイト500(健康経営優良法人)などの認定状況を調べることが有効です。

 

また、働き方改革への取り組み状況や過去のリストラ、過労死、労働訴訟などの事例を調べることもその企業が従業員を大切に扱っている会社かどうかを知る上では役に立ちます。

 

 

くるみん・・・電通は認定なし✖

くるみんとは、仕事と子育ての両立支援への取り組み状況を厚生労働省が認定する制度で、政府の働き方改革への取り組み要請を受けて認定を受けようとする企業が増えています。くるみんを取得している企業は従業員の健康や幸福に対して積極的な取り組みをするホワイト企業である可能性が高いと推測できます。

 

残念ながら電通はくるみんの認定は受けていません。 

 

参考:くるみんの認定基準(一部抜粋)

<全般的事項>

・雇用環境の整備について、2年間~5年間の行動計画を策定、実施し、計画に定めた目標を達成すること

・法及び法に基づく命令その他関係法令に違反する重大な事実がないこと

 

<残業時間・長時間労働の是正について>

・フルタイムの労働者等の法定時間外・法定休日労働時間の平均が各月45時間未満であること
・月平均の法定時間外労働60時間以上の労働者がいないこと

・次の①から③までのいずれかを実施していること

①所定外労働の削減のための措置

年次有給休暇の取得の促進のための措置

③短時間正社員制度、在宅勤務、テレワークその他の働き方の見直しに資する多様な労働条件の整備のための措置

 

<育休制度について>

・計画期間内の女性従業員の育児休業取得率が75%以上であること

・男性の育児休業等取得について、次の①又は②を満たすこと

①計画期間において、男性労働者のうち、配偶者が出産した男性労働者に対する育児休業等を取得した者の割合が7%以上であること

②計画期間において、男性労働者のうち、配偶者が出産した男性労働者に対する育児休業等を取得した者及び育児休業等に類似した企業独自の休暇制度を利用した者の割合が15%以上であり、かつ、育児休業等をした者の数が1人以上いること

・3歳から小学校就学前の子を育てる労働者について、「育児休業に関する制度、所定外労働の制限に関する制度、所定労働時間の短縮措置又は始業時刻変更等の措置に準ずる制度」を講じている

 

 

プラチナくるみん・・・電通は認定なし✖

プラチナくるみんは、くるみん認定を受けた企業がさらに高い水準の取り組みを行い、仕事と子育ての両立支援制度の導入や利用が進んでいる企業が認定されるものです。プラチナくるみんの認定を受けている企業は長時間労働の対策や子育て支援を行っていることが認められているため、長期間腰を据えて働ける企業である可能性が高いです。

 

残念ながら電通はプラチナくるみんの認定は受けていません。

 

 

参考:プラチナくるみんの認定基準(一部抜粋)

<全般的事項>

・雇用環境の整備について、2年間~5年間の行動計画を策定、実施し、計画に定めた目標を達成すること

・法および法に基づく命令その他関係法令に違反する重大な事実がないこと

 

<残業時間・長時間労働の是正について>

・フルタイムの労働者等の法定時間外・法定休日労働時間の平均が各月45時間未満であること
・月平均の法定時間外労働60時間以上の労働者がいないこと

・次の①から③までの全てに取り組み、かつ、①又は②について定量的な目標を定めて実施、達成していること

①所定外労働の削減のための措置

年次有給休暇の取得の促進のための措置

③短時間正社員制度、在宅勤務、テレワークその他の働き方の見直しに資する多様な労働条件の整備のための措置

 

<育休制度について>

・女性労働者の育児休業等取得率が75%以上であること

・男性の育児休業等取得について、次の①又は②を満たすこと

①配偶者が出産した男性労働者のうち育児休業等を取得した者の割合が13%以上

② 配偶者が出産した男性労働者のうち育児休業等を取得した者及び育児休業等に類似した企業独自の休暇制度を利用した者の割合が30%以上、かつ、育児休業等を取得した者が1人以上いること。

・3歳から小学校就学前の子を育てる労働者について、「育児休業に関する制度、所定外労働の制限に関する制度、所定労働時間の短縮措置又は始業時刻変更等の措置に準ずる制度」を講じている

 

 

ホワイト500・・・電通は認定なし✖

ホワイト500とは、経済産業省と日本健康会議が認定する「健康経営優良法人」のうち大規模法人部門の愛称で、従業員の健康に対する取り組みで高い水準にある大規模法人が選ばれます。

 

 

残念ながら電通はこのホワイト500には認定されていません。

 

 

電通働き方改革への取り組み

厚生労働省が運営している「働き方・休み方改善ポータルサイト」では企業の働き方改革への取り組み事例を検索することができます。共働きが増える現代においては、働き方改革を進めていくことが少子化への重要な施策になることから、政府も長時間労働の抑制やフレックスタイム・テレワークの導入、育休制度などを充実させるよう企業に働きかけを行っています。

 

入社を検討している場合や、応募を検討している場合、「働き方・休み方改善ポータルサイト」で、該当の企業の取り組み事例が紹介されているか調べてみると良いでしょう。

 

<【厚生労働省】働き方・休み方改善ポータルサイト

【厚生労働省】働き方・休み方改善ポータルサイト

 
2019年12月現在、残念ながら電通の取り組み事例は掲載されていません。

 

 

電通の労働問題(リストラ、労働訴訟、過労死)

 

<リストラ>

2016年 勤続5年以上、かつ、45歳以上の社員に早期退職優遇制度を実施

 

<過労死>

1991年 入社2年目の男性社員が自宅で自殺。男性社員のひと月の残業時間は147時間に及んだとされ、裁判所は電通に対し1億6800万円の賠償金の支払いを命じた。

2015年 新入社員女性が社員寮で自殺。その後、過労死認定された。

 

 

電通の企業研究(その他の会社情報) 

電通の歴代社長の経歴

会社で働いていくなかで昇進や出世を目指している場合は、その会社の社長の経歴も重要なチェックポイントの一つになります。会社の社長になる人の経歴には大きく分けて4つのパターンがあります。

 

<社長の経歴の代表的パターン>

①同族会社で創業者やその親族が社長になるケース

②親会社出身の人が社長になるケース

ヘッドハンティングで他社の社長経験者がなるケース

④新卒や中途入社の人が内部昇格して社長になるケース

 

①~③のパターンの会社では昇進や出世の難易度が高く(場合によってはノーチャンス)なりますが、④のパターンでは自分の努力次第で会社役員へのチャンスも開けています。もちろん会社での昇進は運の要素も大きいですが、自分にもチャンスがあるのか、或いは全くないのか、の違いは働くときのモチベーションにもつながると思います。電通の社長の経歴は以下のようになっています。

 

山本 敏博(2017年1月~現在)

生年月日 1958年5月生まれ

1981年(23歳) 電通㈱入社

2011年(53歳) 電通執行役員

2014年(56歳) 電通㈱取締役執行役員

2016年(58歳) 電通㈱取締役常務執行役員

2016年(58歳) 電通㈱常務執行役員

2017年(59歳) 電通㈱社長執行役員

2017年(59歳) 電通代表取締役社長執行役員

 

 

 

転職口コミサイトで電通について調べる

就職先、転職先を選ぶ際には求人票や企業サイトの採用情報だけを情報ソースにするのは危険です。これらは企業が優秀な人材を引き付けるために書いたいわば「広告」であり、その企業で働くメリットが強調して掛かれており、一方でデメリットは書かれていないか控え目な書かれ方をします。

 

企業の実態を把握するためには実際にその企業で働く人の口コミを見るのが大変参考になります。転職口コミサイトはその企業を退職した人や転職希望の方々が書かれているので、必要以上にネガティブな情報も多いですが企業の実態を掴むのには大変役に立ちます。

 

電通の口コミは下記の転職口コミサイトから検索>

転職会議 企業の口コミ・評判・求人が豊富な転職サイト

カイシャの評判 日本最大級の口コミサイト

OpenWork 「働く」のすべてを、オープンに(旧Vorkers)

キャリコネ 転職希望者の信頼度が高い口コミサイト

 

 

格付けの状況

格付けとは格付け会社と呼ばれる会社その会社の信用力を評価してランク付けをしたもののことを言います。信用力とはその会社が債券を発行してお金を借りた場合に、そのお金をきちんと返せるかどうかのことを言います。つまり、格付けが高い会社は財務内容が良好で経営状態が安定していると見ることができます。

 

<長期債>

ムーディーズ -
スタンダード & プアーズ -
格付投資情報センター AA-

※最終確認日:2019年8月 

 

<短期債>

ムーディーズ -
スタンダード & プアーズ -
格付投資情報センター a-1+

 ※最終確認日:2019年8月

 

 

電通の歴史と沿革

1901年 日本広告株式会社として創業

1906年 株式会社日本電報通信社を設立

1907年 株式会社日本電報通信社に日本広告株式会社が合併

1955年 商号を株式会社電通に変更

1975年 電通国際情報サービスを設立

2016年 監査役会設置会社から監査等委員会設置会社に移行

 

 

ニュース

2019年 電通電通デジタルがAIを使って自動的で広告を作成するシステム「アドバンスト・クリエーティブ・メーカー」を事業化。

2019年 電通電通デジタルがIT、AIにより効果的なテレビCMを予測するサービス「ブランド・リフト・チェッカー」を開始。

 

 

まとめ(電通の年収、離職率ホワイト企業度)

ここまで電通の年収、離職率ホワイト企業度をはじめとする企業研究について書いてきました。本記事を参考に企業研究を進めていただき、一人でも多くの方が就職活動、転職活動により理想のキャリア、年収を獲得していただけることをお祈りしています。