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富士フイルムの年収、離職率、ホワイト企業度 | 転職面接で内定を出す企業研究

本記事では就職・転職活動をお考えの方向けに、富士フイルムの給料年収、勤続年数、離職率、業績等の企業研究の情報をまとめています。

 

富士フイルムは昔からの主力事業であった写真フイルムがデジタルカメラの台頭とともに失われる中、写真フイルムで培った技術をメディカルなどの他領域に応用して、見事に事業転換を果たした企業で、経営戦略のモデルケースとしても頻繁に取り上げられる企業です。また、メーカーの中でトップ水準の年収水準を誇ることでも知られ、本社は港区赤坂の東京ミッドタウンと大変な好立地にあります。

富士フイルムの年収、離職率、ホワイト企業度 | 転職面接で内定を出す企業研究

 

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富士フイルムの年収、離職率ホワイト企業度 | 転職面接で内定を出す企業研究

 

富士フイルムへの転職・中途採用求人の探し方

富士フイルムをはじめとする大手企業に転職したい場合はどのように求人情報を探せばよいのでしょうか。大手企業の求人は、非公開求人と呼ばれる転職エージェント経由でしか見ることができない形式で募集がかかります。

 

<公開求人>

リクナビNextなど、WEBサイトに登録すればだれでも見れる求人

 

<非公開求人>

転職エージェントで転職支援サービスを受けた人だけが見れる求人

 

理由としては、公開求人で募集をして応募が集まりすぎると企業側の選考が大変になることや、求人の内容自体に機密情報が含まれていたりする、ということがあげられます。つまり、多くの人が応募したくなるような求人のほとんどは非公開求人ということになります。

 

「非公開求人」を見るためには転職エージェントに登録が必要になります。転職エージェントへの登録や転職支援を受けるのはすべて無料ですので、転職するつもりがあってもなくても常に転職市場の情報収集として何社か登録しておくことをおすすめします。私自身も転職エージェントとは常に数社付き合いを持つようにしていて、その時々の求人情報を見て今後のキャリアプランの参考にしています。

 

 

<【完全無料】おすすめの大手転職エージェント3社>

リクルートエージェント | 求人数・転職実績No1 

DODA by パーソルキャリア | 丁寧なカウンセリングが評判

type転職エージェント | 正社員の年収アップ転職支援

 

<転職エージェント登録の流れ>

①転職エージェント会社のwebサイトでキャリア情報を登録

②転職エージェントの担当者と面談or電話面談(情報収集目的も歓迎しています。)

③非公開求人の紹介を受ける(又は転職エージェントのwebサイトで検索可能になる。)

 

 

富士フイルムの役員と従業員の給料・年収と勤続年数・離職率

それでは富士フイルムへの就職・転職を検討される方のために、富士フイルムの企業情報を紹介・解説していきます。東証一部上場企業である富士フイルムですが、その役員や従業員の年収水準、勤続年数はどのようになっているのでしょうか?

 

 

従業員の年収と勤続年数・離職率

決算期 19年3月期 -
グループ全体の従業員数 72,332
(うち親会社の状況)   -
従業員数 233
平均年齢 42.7
平均勤続年数 17.8
平均年間給与 9,974,684

出典:富士フイルム 有価証券報告書(2019年3月期決算)

富士フイルムの給与水準は、平均年間給与で約1000万円とメーカートップクラスの水準になっています。しかし、年収水準や勤続年数が公開されているのは富士フイルムグループの持株会社である富士フイルムホールディングスのみです。持株会社は通常グループ戦略の立案や管理を行っているだけであるため、在籍している従業員はグループ幹部社員が中心となり年収水準が高く出やすいので注意が必要です。

 

富士フイルムの平均年収の比較対象として製造業の平均年収、全産業の会社員の平均年収を掲載しておきます。

 

製造業の平均年収・・・507万円

会社員の平均年収・・・432万円

正規社員の平均年収・・・494万円

非正規社員の平均年収・・・175万円

出典:平成29年分民間給与実態統計調査国税庁 

 

 

富士フイルムの役員の年収、給料はどれくらい?

それでは次に富士フイルムの役員の報酬体系、年収水準について見ていきましょう。

 

上場会社の場合には役員報酬の総額と、報酬が1億円を超える個別の役員への報酬を開示することが義務付けられており、富士フイルムでは役員への報酬が開示されています。現在の富士フイルムの2000年に社長に就任して以来の長期政権を続けている古森会長が突出した報酬を受け取っています。

 

役員報酬の総額>

取締役への報酬 630百万円(9名)、一人当たり平均70百万円

監査役への報酬 43百万円(3名)、一人当たり平均14百万円

社外役員への報酬 60百万円(6名)、一人当たり平均10百万円

※グループ会社役員としての報酬を除く。

 

<個別の役員への報酬>

古森重隆代表取締役 会長) 453百万円

助野健児(代表取締役 社長) 266百万円

玉井光一(取締役 副社長) 183百万円

岡田淳二(取締役) 59百万円

岩嵜孝志(取締役) 61百万円

後藤禎一(取締役) 61百万円

※グループ会社役員としての報酬を含む。

 

 

富士フイルムグループの関係会社

連結子会社数283社

 

<内訳>

日本 97社

欧州 46社

中東、アフリカ 2社

アジア、オセアニア 103社

中南米 4社

北米 31社

 

 

富士フイルムの売上、業績情報

直近3事業年度の売上、業績

決算期 2017年3月期 2018年3月期 2019年3月期
会計基準 米国基準 米国基準 米国基準
売上高 2,322,163 2,433,365 2,431,489
営業利益 172,281 130,679 209,827
営業利益率 7.4% 5.4% 8.6%
経常利益 194,775 197,807 212,762
経常利益率 8.4% 8.1% 8.8%
当期利益 131,506 140,694 131,506
利益率 5.7% 5.8% 5.4%
自己資本比率 57.8% 59.5% 59.7%

単位:百万円

富士フイルム有価証券報告書(2019年3月決算)を元に筆者作成 

 

 

会社の業績の見方についてはこちらの記事で解説しています。決算情報の閲覧に不慣れな方がいらっしゃいましたらご参考にしてください。

 

 

地域別売上の状況

決算期 2019年3月期
日本 1,006,536
米国 463,394
欧州 315,667
アジア・太平洋・中国他 645,892
2,431,489
国内比率 41.4%
海外比率 58.6%

単位:百万円

富士フイルム有価証券報告書(2019年3月決算)を元に筆者作成 

富士フイルムは海外での売上比率が50%を超えており、仕事で海外とかかわるチャンスも多い会社です。日本市場は今後の人口減少により縮小していくことが確実なため、海外で顧客を獲得しているのは大きな強みです。

 

 

セグメント情報(事業ごとの概況)

セグメントとは企業が行っている事業の区分のことを言います。就職転職では企業を選ぶことも重要ですが、同様にどのセグメントで働くことになるかも非常に大切です。昨今では企業は生き残りをかけて不採算事業の整理・売却を行うことも珍しくありません。不採算事業で働いている場合、給与水準が下がるということや、気が付いたら別の会社に売却されていた、などという笑えない事態も起こりえます。

 

富士フイルムでは、イメージングソリューション、ヘルスケア&マテリアルズソリューション、ドキュメントソリューションの3つのセグメントで事業を展開しています。それでは各セグメントの事業内容、業績について見ていきましょう。

 

セグメント情報①イメージングソリューション

<主要製品>

カラーフィルム、デジタルカメラ、インスタントフォトシステム、光学デバイス

 

<主要会社>

富士フイルム富士フイルムオプティクス、富士フイルムイメージングシステムズ(販売)

 

<業績情報>

決算期 2018年3月期 2019年3月期
売上高(百万円) 385,276 389,074
営業利益(百万円) 55,787 51,128
営業利益率 14.5% 13.1%
従業員数(人) 7,733 7,219
一人当たり売上高(百万円) 49.8 53.9
一人当たり営業利益(百万円) 7.2 7.1

 

<競合他社>

キヤノンニコンソニーパナソニック

 

イメージングソリューション事業は各セグメントの中で1人あたり営業利益が高い優良事業です。最近ではインスタントポラロイドカメラのチェキが海外で大成功しており、スマホカメラの便利さとはまた違った価値をユーザーに提供しています。

 

 

セグメント情報②ヘルスケア&マテリアルズソリューション

<主要製品>

メディカルシステム機材、化粧品・サプリメント、医薬品、再生医療製品、ディスプレイ材料、記録メディア等

 

<主要会社>

富士フイルム富士フイルム富山化学(生産)、富士フイルム和光純薬(生産)、富士フイルムメディカル(販売)

 

<業績情報>

決算期 2018年3月期 2019年3月期
売上高(百万円) 1,003,542 1,040,525
営業利益(百万円) 91,377 97,579
営業利益率 9.1% 9.4%
従業員数(人) 23,666 23,830
一人当たり売上高 42.4 43.7
一人当たり営業利益 3.9 4.1

 

他のセグメント(イメージングソリューション、ドキュメントソリューション)が今後の市場拡大が見込みにくい中で、富士フイルムの成長事業と位置づけられているのがヘルスケア事業です。日本に限らず世界的に長寿化が進むことは確実ですので、医療関係の市場規模拡大の波に乗れるかがポイントです。

 

 

セグメント情報③ドキュメントソリューション

<主要製品>

デジタル複合機、ドキュメントマネジメントソフトウェア及び関連ソリューション等

 

<主要会社>

富士ゼロックス富士ゼロックス東京(販売)、富士ゼロックス大阪(販売)、富士ゼロックスマニュファクチュアリング(生産)

 

<業績情報>

決算期 2018年3月期 2019年3月期
売上高(百万円) 1,055,626 1,014,786
営業利益(百万円) 8,414 96,366
営業利益率 0.8% 9.5%
従業員数(人) 44,424 39,327
一人当たり売上高 23.8 25.8
一人当たり営業利益 0.2 2.5

 

<競合他社>

キヤノン、リコー、京セラ、コニカミノルタ

 

ドキュメントソリューション事業では、世界的なペーパーレスの流れによる逆風が吹いています。今後も新興国では一定の伸びがあることが想定されますが、先進国では取り換え需要が主になってきますし、タブレット端末なども普及する中、紙の使用量は減っていくことが考えられます。

 

 

富士フイルムの歴代社長の経歴

古森 重隆(2016年6月~現在)

生年月日 1939年9月生まれ

1963年 東京大学経済学部卒

1963年 富士フイルム入社

2000年 富士フイルム代表取締役社長

2012年 富士フイルム代表取締役会長

 

助野 健児(2016年6月~現在)

生年月日 1954年10月生まれ

1977年 京都大学法学部卒

1977年 富士フイルム入社

2012年 富士フイルム取締役

2016年 富士フイルム代表取締役社長

 

 

 

富士フイルムの過去のリストラ

2005年~2006年 約5,000人をリストラ

カメラのデジタル化への影響により写真事業の業績が低迷し、同事業に関わる人員約5000名を削減。

 

 

2009年~2010年 約5,000人をリストラ

08年末におきたリーマンショックの影響によって業績が低迷し、間接部門や研究開発部門などの人員約5000人を削減。

 

 

富士フイルムの就職・転職、採用情報 

新卒採用情報

<新卒初任給>

学部卒 235,000円

修士了 263,600円

博士了 288,300円

 

<賞与>

年2回(7月、12月)

 

<昇給>

年1回(6月)

 

<採用コース>

①技術系

材料開発、機器開発、ソフトウェア開発、生産技術・製造技術 等のフィールド

 

②事務系

国内外の営業戦略立案やセールス活動、企画・マーケティング、本社スタッフ(経営企画、経理、財務、法務、知的財産、人事、資材調達、総務など)、工場・研究所スタッフ 等のフィールド

 

<選考過程>

エントリーシート提出

・書類選考、WEB適性検査

・面接2~3回

内々定

 

<採用実績>

技術系 48名

事務系 56名

※2019年度予定

 

 

その他関連情報

格付けの状況

格付けとは格付け会社と呼ばれる会社その会社の信用力を評価してランク付けをしたもののことを言います。信用力とはその会社が債券を発行してお金を借りた場合に、そのお金をきちんと返せるかどうかのことを言います。つまり、格付けが高い会社は財務内容が良好で経営状態が安定していると見ることができます。

 

<長期債>

ムーディーズ A1(安定的)
スタンダード & プアーズ AA-
格付投資情報センター AA

 (2019年8月6日更新)

 

 

富士フイルムの積極的なM&A戦略の歴史

富士フイルムはフイルム事業の縮小ととも様々な成長分野への投資、M&Aを行い、事業構造の転換を進めてきました。これまでに富士フイルムが行った主なM&Aは以下の通りです。

 

2019年8月/デンマーク/ヘルスケア&マテリアルズ ソリューション

米バイオ医薬品大手バイオジェン社の製造子会社を買収

 

2019年5月/ドイツ/ヘルスケア&マテリアルズ ソリューション

ドイツ内視鏡処置具メーカー medwork(メドワーク)社を買収し、内視鏡用処置具事業に本格参入


2018年6月/アメリカ・日本/ヘルスケア&マテリアルズ ソリューション

再生医療のリーディングカンパニー「Irvine Scientific Sales Company」「アイエスジャパン」を買収

 

2017年4月/日本/ヘルスケア&マテリアルズ ソリューション 

富士フイルムは、臨床検査、化成品、試薬事業を展開する総合試薬メーカーで武田薬品グループの子会社であった和光純薬工業を株式公開買付により約1547億円で買収。

 

2015年10月/アメリカ/ヘルスケア&マテリアルズ ソリューション

米国の高純度溶剤製造・販売会社Ultra Pure Solutions, Inc.を買収

 

2015年5月/アメリカ/ヘルスケア&マテリアルズ ソリューション

米国医療ITシステムメーカー TeraMedica(テラメディカ)社を買収

 

2015年5月/アメリカ/ヘルスケア&マテリアルズ ソリューション

iPS細胞の開発・製造のリーディングカンパニー 米国 Cellular Dynamics International, Inc. 株式公開買付け成立

 

2014年12月/アメリカ/ヘルスケア&マテリアルズ ソリューション

米国バイオ医薬品受託製造会社の買収「FUJIFILM Diosynth Biotechnologies Texas, LLC」として始動

 

2014年12月/日本/ヘルスケア&マテリアルズ ソリューション

ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング社の新株予約権の行使完了

 

2012年10月/オーストラリア/ドキュメントソリューション

オーストラリア最大のビジネスサービスプロバイダー Salmat Limitedのビジネスプロセスアウトソーシング事業を買収

 

2012年6月/トルコ/イメージングソリューションヘルスケア&マテリアルズ ソリューション

イメージング製品、メディカル製品、グラフィック製品の販売代理店であるトルコのFilmat Dis Ticaret A.S.を買収

 

2012年3月/アメリカ/ヘルスケア&マテリアルズ ソリューション

超音波診断装置大手SonoSite, Inc.を買収

 

2012年2月/日本/ヘルスケア&マテリアルズ ソリューション

システム計画研究所と、その生体情報システム事業を買収

 

2011年2月/トルコ/ヘルスケア&マテリアルズ ソリューション

トルコの内視鏡製品の販売代理店であるFILMED TIBBI CIHAZLAR PAZARLAMA VE TICARET A.S.を買収

 

2011年2月/イギリス/ヘルスケア&マテリアルズ ソリューション

バイオ医薬品の受託製造会社であるイギリスのMSD Biologics (UK) Limited社、およびアメリカのDiosynth RTP Inc. 社を子会社化

 

2010年7月/オーストラリア/ドキュメントソリューション

富士ゼロックスオーストラリアがオーストラリアのマネージド・プリント・サービスプロバイダーUpstream Print Solutions社を買収

 

2009年3月/日本/ヘルスケア&マテリアルズ ソリューション

内視鏡製品の国内販売会社であるフジノン東芝ESシステム(株)を完全子会社化

 

2008年12月/日本/ヘルスケア&マテリアルズ ソリューション

創薬系バイオベンチャー(株)ペルセウスプロテオミクスを子会社化

 

2008年12月/ロシア/ヘルスケア&マテリアルズ ソリューション、イメージングソリューション
丸紅からロシアのメディカルおよびイメージング製品の販売代理店であるZAO “FUJIFILM-RU”を買収

 

2008年11月/アメリカ/ヘルスケア&マテリアルズ ソリューション

米国の放射線情報システムメーカーEmpiric社を買収

 

2008年3月/日本/ヘルスケア&マテリアルズ ソリューション

「インフルエンザ治療薬」、「アルツハイマー病治療薬」等の有力なパイプラインを保有する富山化学の公開買付を実施

 

2008年1月/ドイツ/イメージングソリューション

ドイツのオンラインフォトサービスのシステム開発会社IP Labs GmbHを買収

 

2007年5月/日本/ヘルスケア&マテリアルズ ソリューション

住商情報システム(株)より内視鏡・超音波・病理の各部門システム事業を譲受

 

2006年12月/アメリカ/ヘルスケア&マテリアルズ ソリューション

循環器部門向け医療画像情報システムメーカーである米国 Problem Solving Concepts, Inc.を買収

 

2006年10月/オーストラリア/ヘルスケア&マテリアルズ ソリューション

オーストラリア・ニュージーランドの印刷システム事業の販売代理店、Graphic Systems Australasia Pty Ltd.の印刷製版機材の販売及び技術サポート関連事業を買収

 

2006年10月/日本/ヘルスケア&マテリアルズ ソリューション

第一ラジオアイソトープ研究所(現 富士フイルムRIファーマ)を買収

 

2006年7月/アメリカ/ヘルスケア&マテリアルズ ソリューション

産業用インクジェットプリンター用ヘッドのトップメーカー米国Dimatix社を買収

 

2006年3月/フランス/ヘルスケア&マテリアルズ ソリューション

フランスの医療用機器販売会社TSR HOLDING S.A.と、医療用機器サービス・メンテナンス会社FUJI MEDICAL SYSTEMES FRANCE S.A.(現 FUJIFILM Medical Systems France S. A.)を買収

 

2006年1月/日本/イメージングソリューション

三協化学(株)(現 富士フイルムファインケミカルズ(株))を完全子会社化

 

2005年11月/アメリカ/ヘルスケア&マテリアルズ ソリューション

米国の半導体用CMPスラリーの開発・製造会社、Planar Solutions, LLC.の米国Arch Chemicals, Inc.の出資持分(持分比率50%)を取得

 

2005年6月/日本/ヘルスケア&マテリアルズ ソリューション

液晶パネル用偏光板メーカー、サンリッツの株式を追加取得し、出資比率を約30%に拡大

 

2005年2月/イギリス/ヘルスケア&マテリアルズ ソリューション

スクリーン印刷・パッケージ印刷用インクや産業用インクジェット用インクのビジネスを展開するSericolグループの英国持株会社Sericol Group Limited(現 FUJIFILM Sericol Limited)を買収

 

2004年11月/アメリカ/ヘルスケア&マテリアルズ ソリューション

米国Arch Chemicals, Inc.より、同社Microelectronic Materials部門と同社所有の富士フイルムアーチ(現 富士フイルムエレクトロニクスマテリアルズ)の株式全数を買収

 

2004年4月/オーストラリア/ヘルスケア&マテリアルズ ソリューション

オーストラリア及びニュージーランドの販売代理店であるHanimex Australasia Pty Ltd.(現 FUJIFILM Holdings Australasia Pty Ltd.)を買収

 

 

富士フイルムの歴史と沿革、ニュース

1934年 創業
2001年 富士ゼロックスの発行済株式の25%を追加取得、連結子会社
2006年 富士写真フイルム株式会社を富士フイルムホールディングス株式会社に商号を変更して持株会社制に移行。富士写真フイルム株式会社の事業を引き継ぐ事業会社として富士フイルム株式会社を新設。
2017年 和光純薬工業を株式公開買付(TOB)により連結子会社
2019年8月 米バイオ医薬品大手バイオジェンの製造系子会社、バイオジェン・デンマーク・マニュファクチャリングを約9億ドルで買収。
2019年8月 男性用化粧品への参入を発表。30代から50代をターゲットにアンチエイジング化粧品「アスタリフト メン」シリーズを11月から販売開始予定。
2019年12月 日立製作所の画像診断機器事業を約1,700億円で買収する見込みと発表
2020年1月 ゼロックスとの事務機器に係る販売提携を2021年3月末で打ち切ると発表。富士フイルムとしては、「ゼロックス」ブランドが使えなくなる一方で、ブランド使用料年100億円あまりのコスト削減になる見込み。

 

 

関連書籍

企業研究にはこちらの書籍をどうぞ。

 

 

 

まとめ(富士フイルムの年収、離職率ホワイト企業度)

ここまで富士フイルムの年収、離職率ホワイト企業度をはじめとする企業研究について書いてきました。本記事を参考に企業研究を進めていただき、一人でも多くの方が就職活動、転職活動により理想のキャリア、年収を獲得していただけることをお祈りしています。