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転職面接の自己紹介 | 内定に繋がる好印象な回答は?

転職面接の冒頭で聞かれることが多い自己紹介ですが、簡潔に自分のことを面接官に伝えられていますか?

 

本記事では転職面接の自己紹介のコツや気を付けるポイントについて、第二新卒・未経験職種のドロ沼から、数回の転職を経て転職人気ランキングトップ10常連企業に内定した経験のある筆者・モチタケが解説します。

 

自己紹介は転職面接の冒頭で聞かれることが多く、会話の流れを気にする必要がないため、事前にある程度の準備が可能となります。本記事を読んで転職面接の自己紹介を上手に進めましょう。

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転職面接における自己紹介の目的

転職面接では面接の冒頭に「簡単に自己紹介をお願いします。」といった形で聞かれるケースが多いですね。私のこれまでの転職活動の経験ではおよそ半数以上の企業で、面接の冒頭に自己紹介を求められました。それでは面接官は候補者に自己紹介を話させることで何を見ているのでしょうか。

 

・話し方や声のトーンなど全体的な印象の確認

まず候補者に好きなように話をさせることで全体的な印象を確認しています。ビジネスパーソンとして最低限必要なトークができるか、声は通るか(声を張り上げる必要はないですがボソボソ話をするのはNG)といったところを見ています。意外にもこの部分で面接官にNGを食らってしまう候補者が多くいるのです。

 

・自己紹介の内容から面接での質問を考える

この時点で面接官は候補者の提出書類に目は通しているものの、候補者のことをよくわかっていません。そのため、候補者が自己紹介で話した内容からネタをいくつか拾い上げて深堀りをしていくために話をさせている、という側面もあります。

 

 

転職面接における自己紹介の準備

自己紹介では何を話せばいい?

自己紹介で面接官の求めている回答をするためにはどういう流れで自己紹介を話せば良いのでしょうか?基本的には自由に話をすれば問題ないのですが、話す内容に困る場合には、以下の2つの流れでまとめていただくと良いでしょう。

 

①現在までのキャリアと実績

・現在の勤務先、在籍部署、職種はなにか

・現職での実績や工夫している点などの簡単なアピール

 

②今後のキャリアの希望、実現したいこと

・今回転職活動を行っている理由は何か

・今後どのようなキャリアの希望を持っているか

・なぜその会社を志望したのか

 

 

自己紹介の原稿を作るなら「書き言葉」ではなく「話し言葉」で

転職面接では普段自分が人と話さないような内容を多く話すため、ある程度何を話すかを考えておくことが有効であり、そのために原稿を作って練習をしておくことも効果的な準備の一つです。

 

転職面接の原稿を作るときにミスしがちな点は、話し言葉ではなく書き言葉で原稿を作ってしまうことです。本や資料に書かれている文章と、実際に私たちが話すときの言葉は語尾や接続詞など使う言葉が違うものです。書き言葉で作られた原稿を覚えて面接に臨むといかにも「暗記したことを話しているだけだな」といった印象になってしまうので、今その場で思いついたことを話しているような言葉を使って原稿を作っておくのが望ましいです。

 

 

自己紹介で全てを話そうとしない。長すぎるのはNG!

転職面接で「自己紹介をお願いします。」と言われた場合に、気合が入りすぎて、これまでの経歴から、退職理由、志望動機まで詳細に話をして、気が付けば5分も10分も時間が経っていた、という人がときどきいるようです。

 

面接はスピーチ大会ではなく、面接官との会話のキャッチボールです。自己紹介では要点のみを手短に話し、1分程度で切り上げれば問題ありません。面接官が聞きたいことはその後に個別の質問が飛んできますのでその時に回答するようにしましょう。

 

 

面接ではマイナスな話は自分から話さない

自己紹介で転職理由に軽く触れるのは必要なことですが、そこであえてネガティブな印象な話をしてしまうのはもったいないことです。例えば、本音の退職理由が「上司との人間関係の悪化」などであったとしても、自分から進んでその話をする必要はありません。

 

また、その仕事の応募要件に能力や経験が足りていないような場合も、そこについてあえて触れる必要はありません。テレビショッピングで商品の宣伝をしているときに、その商品のデメリットを語る司会者はいませんね。面接では、うそをつくのはいけませんが、伝えない方が良い情報は聞かれない限り伝えないのが戦略的な面接の進め方です。

 

 

自己紹介はとにかく反復練習と内容のアップデート

自己紹介は面接の冒頭で聞かれることが多く、その候補者の印象を左右する最重要質問の一つです。求められた場合にスムーズかつ、効果的なアピールが面接官にできるように何度も練習をしておくことが必要です。

 

私は長時間労働を強いられるブラック企業から転職する際には、なかなか練習時間の確保が難しかったため、通勤中に歩きながら自己紹介をぼそぼそ言いながら練習をしていました。聞こえてしまった人にはかなり危ない人に思われたかもしれませんが、結果的に目的の企業から内定が得られたので問題ありませんね。

 

また、自己紹介の反復練習をしているうちに「ここは言わない方がいいかな」「ここは言い回しを変えた方がいいかも」といった点がでてくるはずです。このような修正点を直していくとよりいっそう効果的な自己紹介が出来上がるはずです。

 

 

転職面接 自己紹介の回答例

<現在のキャリア>

ABC株式会社で営業職として勤務しております鈴木太郎と申します。ABC株式会社は主にテレビの液晶モニターを取り扱っている会社でして、海外の協力工場で作ったものを輸入して販売する、というような事業を行っている会社です。その中で私は関東地域のお客様への販売を担当していまして、お客様から質問をいただいたときに即座に対応できるようにですね、競合会社の製品の情報ですとか業界の動向などは頭に入れておいて、お客様に何かあった時に頼られるような関係性を築けるように努めてきました。

 

<今後のキャリアについて>

今の仕事は今年で5年目になりまして、それで今後の自分の長期的なキャリアを考えたときに、海外での営業ですとか、マーケティングのような仕事にもチャレンジできる企業で働いてみたいという思いが強くなりまして、今回転職活動を行っております。

 

 

転職面接の自己紹介 まとめ

転職面接における自己紹介は、候補者の印象を決める大事なステップです。自己紹介であまり多くを語る必要はありませんので、短い時間ではきはきと力強い受け答えができれば十分です。転職面接冒頭の自己紹介にスムーズに対応してその続きの質問に対する弾みをつけましょう。