高島屋の株主優待、配当、株価は? | 株式投資のおすすめ銘柄
本記事では株式投資の銘柄選びをされる個人投資家向けに、高島屋の株主優待、配当金、株価、業績などの情報を、フィナンシャルプランナー(FP)の最上位資格であるCFPを持つ筆者がまとめています。
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高島屋の株主優待、配当利回り、株価は? | 株式投資のおすすめ銘柄
- 高島屋の株主優待、配当利回り、株価は? | 株式投資のおすすめ銘柄
- 高島屋の株価と買付情報
- 配当金の推移と権利確定日
- 高島屋の株主優待は何が貰える?
- 高島屋の業績、決算情報、財務内容
- セグメント情報(事業ごとの概況)
- その他関連情報
- まとめ(高島屋の株主優待、配当利回り、株価)
高島屋の株価と買付情報
<高島屋の株式買付情報>
株価 | 1,119.0 | 円 |
単元株数 | 100 | 株 |
最低買付価格 | 111,900 | 円 |
一株当たり配当(年) | 18 | 円/年間 |
配当利回り | 1.6% | - |
時価総額 | 198,913 | 百万円 |
(2019年6月14日調べ)
高島屋の株式の購入情報は上記の通りです。購入は100株単位になりますので、高島屋の株式の購入には現時点で約20万円が必要です。
配当金の推移と権利確定日
<高島屋の一株当たりの配当金>
15年2月期 | 16年2月期 | 17年2月期 | 18年2月期 | 19年2月期 | |
中間配当 | 5.00 | 6.00 | 6.00 | 6.00 | 6.00 |
期末配当 | 5.00 | 6.00 | 6.00 | 6.00 | 12.00 |
合計 | 10.00 | 12.00 | 12.00 | 12.00 | 18.00 |
<配当金の権利確定日>
中間配当 ・・・ 8月末日
期末配当 ・・・ 2月末日
高島屋の配当金を受け取るためには、8月末、2月末時点でそれぞれ株主である必要がありますので、その2営業日前までに株式の購入を済ませましょう。
高島屋の株主優待は何が貰える?
<株主優待の内容>
高島屋各店でのお買い物(割引対象商品に限る。)のうち、利用限度額までのお買い物が10%割引になる優待カードがもらえる
<有効期間等>
2月末日→5月下旬郵送、同年11月末日まで利用可能
8月末日→11月下旬郵送、翌年5月末日まで利用可能
<利用限度額>
100株~500株未満 → 30万円までのお買い物
500株以上 → 限度額なし
<優待カード利用時の支払い方法>
優待カードを利用して買い物をする際には、支払方法が以下のものに限られますので事前にご確認ください。
・現金
・一部のクレジットカード (タカシマヤカード、タカシマヤセゾンカード)
※クレジットカードの利用時にはポイントは付与されません。
・高島屋の商品券
・タカシマヤギフトカード
・全国百貨店共通商品券
・百貨店ギフトカード
<権利確定日>
・2月末日、8月末日
百貨店でのお買い物は高額なお買い物になるケースが多いですから、10%の割引はかなりメリットが大きいですね。アパレルやブランド品など高島屋でのお買い物を定期的にされる方には大変おすすめです。
高島屋の業績、決算情報、財務内容
株式投資では今後の株価の見通しの検討材料として決算情報を見ることが重要になります。安定した利益を出している企業はやはり市場から評価をされやすく、自己資本比率が高い企業は不況でも体力があり倒産リスクが低いと言えるので、そのあたりを中心に企業の業績を見るようにすると良いでしょう。
直近3事業年度の業績
高島屋の直近3事業年度の業績は以下の通りです。
決算期 | 17年2月期 | 18年2月期 | 19年2月期 |
会計基準 | 日本基準 | 日本基準 | 日本基準 |
売上高(百万円) | 923,601 | 949,572 | 912,848 |
営業利益(百万円) | 34,000 | 35,318 | 26,661 |
営業利益率 | 3.7% | 3.7% | 2.9% |
経常利益(百万円) | 37,215 | 38,606 | 31,234 |
経常利益率 | 4.0% | 4.1% | 3.4% |
当期利益(百万円) | 20,870 | 23,658 | 16,443 |
利益率 | 2.3% | 2.5% | 1.8% |
総資産 | 986,464 | 1,035,807 | 1,078,130 |
自己資本 | 412,225 | 439,173 | 443,920 |
自己資本比率 | 41.8% | 42.4% | 41.2% |
会社の業績の見方についてはこちらの記事で解説しています。決算情報の閲覧に不慣れな方がいらっしゃいましたらご参考にしてください。
地域別売上の状況(海外売上比率)
投資先となる銘柄の将来性を判断する場合には、海外売上比率を見ることが一つの手段となります。日本は今後も少子高齢化が進むことは確実ですので、海外市場を開拓している企業は確実に有利になります。
<高島屋の海外売上比率>
高島屋は国内での売上比率が90%を超えているため、海外売上比率情報は公開していません。
セグメント情報(事業ごとの概況)
セグメントとは企業が行っている事業の区分のことを言います。投資をする会社の事業を理解するためには、セグメントごとにどのような事業を行っているかを見ることが参考になります。
高島屋では以下の4つのセグメントで事業を展開しています。
・百貨店業
・不動産業
・金融業
・建装業
セグメントごとの売上高構成比は以下のようになっています。
<高島屋のセグメント別売上高構成比>
それではここからは、各セグメントごとの事業内容、業績について見ていきましょう。
百貨店業の事業内容と業績
<主要製品・サービス>
衣料品、身回品、雑貨、家庭用品、食料品等の販売
<主要会社>
高島屋、岡山高島屋、岐阜高島屋、米子高島屋、高崎高島屋、タカシマヤ・シンガポールLTD.、上海高島屋百貨有限公司、タカシマヤ ベトナムLTD、サイアム タカシマヤ(タイランド)CO.,LTD.、高島屋友の会、アール・ティー・コーポレーション、フードアンドパートナーズ、Dear Mayuko、A&S高島屋デューティーフリー
<業績情報>
決算期 | 18年2月期 | 19年2月期 |
売上高 | 907,805 | 912,848 |
営業利益 | 13,509 | 8,691 |
営業利益率 | 1.5% | 1.0% |
従業員数(人) | 6,187 | 6,378 |
一人当たり売上高 | 146.7 | 143.1 |
一人当たり営業利益 | 2.2 | 1.4 |
単位:百万円
不動産業の事業内容と業績
<主要製品・サービス>
不動産管理、ショッピングセンター等の運営
<主要会社>
東神開発、トーシンディベロップメントシンガポールPTE.LTD.、ファッション・プラザサンローゼ、ティーアンドティー、A&BディベロップメントCORP.
<業績情報>
決算期 | 18年2月期 | 19年2月期 |
売上高 | 47,476 | 43,681 |
営業利益 | 11,393 | 9,410 |
営業利益率 | 24.0% | 21.5% |
従業員数(人) | 324 | 309 |
一人当たり売上高 | 146.5 | 141.4 |
一人当たり営業利益 | 35.2 | 30.5 |
単位:百万円
金融業の事業内容と業績
<主要製品・サービス>
クレジットカードの発行、グループ会社の金融業
<主要会社>
高島屋クレジット
<業績情報>
決算期 | 18年2月期 | 19年2月期 |
売上高 | 14,187 | 14,944 |
営業利益 | 4,563 | 4,880 |
営業利益率 | 32.2% | 32.7% |
従業員数(人) | 102 | 102 |
一人当たり売上高 | 139.1 | 146.5 |
一人当たり営業利益 | 44.7 | 47.8 |
単位:百万円
建装業の事業内容と業績
<主要製品・サービス>
内装工事の受注と施行
<主要会社>
<業績情報>
決算期 | 18年2月期 | 19年2月期 |
売上高 | 25,916 | 24,795 |
営業利益 | 1,207 | 727 |
営業利益率 | 4.7% | 2.9% |
従業員数(人) | 255 | 260 |
一人当たり売上高 | 101.6 | 95.4 |
一人当たり営業利益 | 4.7 | 2.8 |
単位:百万円
その他関連情報
高島屋の競合会社
<国内>
・そごう西武
・近鉄百貨店
・阪急百貨店
格付けの状況
格付けとは格付け会社と呼ばれる会社その会社の信用力を評価してランク付けをしたもののことを言います。信用力とはその会社が債券を発行してお金を借りた場合に、そのお金をきちんと返せるかどうかのことを言います。つまり、格付けが高い会社は財務内容が良好で経営状態が安定していると見ることができます。
<長期債>
ムーディーズ | - |
スタンダード & プアーズ | - |
格付投資情報センター | A- |
日本格付研究所 | A+ |
※最終確認日:2019年9月
<短期債>
ムーディーズ | - |
スタンダード & プアーズ | - |
格付投資情報センター | - |
※最終確認日:2019年9月
高島屋の歴史と沿革
1831年 京都で古着商として創業
2012年 中国 上海に「上海高島屋」がオープン
2016年 ベトナム ホーチミン市に「ホーチミン高島屋」がオープン
高島屋では国内では17店舗の直営店を運営しており、海外店舗としては中国(上海)、シンガポール、ベトナム(ホーチミン)、タイ(バンコク)の4店舗を運営しています。
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執筆中
まとめ(高島屋の株主優待、配当利回り、株価)
ここまで高島屋の株主優待、配当利回り、株価について書いてきました。株式投資で長期保有の銘柄を選ぶ際には、企業研究をしっかり行い割安かつ成長の見込める銘柄を選定しましょう。
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