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全日空・ANAの年収、離職率、ホワイト企業度 | 転職面接で内定を出す企業研究

本記事では就職・転職活動をお考えの方向けに、全日空ANAANAホールディングス)の給料年収、勤続年数、離職率、業績等の企業研究の情報をまとめています。

 

全日本空輸ANAは国際線、国内線ともに国内最大規模を誇る航空会社で、就職・転職活動では常に人気トップ10に入ってくる人気企業です。

全日本空輸(ANA)のの年収、離職率、ホワイト企業度 | 転職面接で内定を出す企業研究

 

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全日本空輸ANAの年収、離職率ホワイト企業度 | 転職面接で内定を出す企業研究

全日本空輸ANAは、毎年学生の就職人気ランキングでトップクラスを維持する超人気企業です。

 

全日空ANAへの転職・中途採用求人の探し方

全日空ANAをはじめとする大手企業に転職したい場合はどのように求人情報を探せばよいのでしょうか。大手企業の求人は、非公開求人と呼ばれる転職エージェント経由でしか見ることができない形式で募集がかかります。

 

<公開求人>

リクナビNextなど、WEBサイトに登録すればだれでも見れる求人

 

<非公開求人>

転職エージェントで転職支援サービスを受けた人だけが見れる求人

 

理由としては、公開求人で募集をして応募が集まりすぎると企業側の選考が大変になることや、求人の内容自体に機密情報が含まれていたりする、ということがあげられます。つまり、多くの人が応募したくなるような求人のほとんどは非公開求人ということになります。

 

「非公開求人」を見るためには転職エージェントに登録が必要になります。転職エージェントへの登録や転職支援を受けるのはすべて無料ですので、転職するつもりがあってもなくても常に転職市場の情報収集として何社か登録しておくことをおすすめします。私自身も転職エージェントとは常に数社付き合いを持つようにしていて、その時々の求人情報を見て今後のキャリアプランの参考にしています。

 

 

<【完全無料】おすすめの大手転職エージェント3社>

リクルートエージェント | 求人数・転職実績No1 

DODA by パーソルキャリア | 丁寧なカウンセリングが評判

type転職エージェント | 正社員の年収アップ転職支援

 

<転職エージェント登録の流れ>

①転職エージェント会社のwebサイトでキャリア情報を登録

②転職エージェントの担当者と面談or電話面談(情報収集目的も歓迎しています。)

③非公開求人の紹介を受ける(又は転職エージェントのwebサイトで検索可能になる。)

 

 

全日空ANAの役員と従業員の給料・年収と勤続年数・離職率

それでは全日空ANAへの就職・転職を検討される方のために、全日空ANAの企業情報を紹介・解説していきます。東証一部上場企業である全日空ANAですが、その役員や従業員の年収水準、勤続年数はどのようになっているのでしょうか?

 

従業員の給料・年収と勤続年数・離職率

決算期 19年3月期 -
グループ全体の従業員数 43,466
(うち親会社の状況)   -
従業員数 187
平均年齢 45.5
平均勤続年数 3.4
平均年間給与 7,766,000

出典:全日本空輸(ANA) 有価証券報告書(2019年3月期決算)

ANAホールディングスの平均年収、平均勤続年収は有価証券報告書により公開されていますが、公開されているのは持株会社であるANAホールディングスの従業員分のみです。持株会社は、企業グループの統括業務を限定して行っているため、在籍している従業員数は極めて少なく、また統括業務という性質上、グループ幹部クラスの在籍率が高いため、平均年収が高めに表示されることにご注意ください。

 

全日空ANAの平均年収の比較対象として運輸業の平均年収、全産業の会社員の平均年収を掲載しておきます。

 

運輸業の平均年収・・・432万円

会社員の平均年収・・・432万円

正規社員の平均年収・・・494万円

非正規社員の平均年収・・・175万円

出典:平成29年分民間給与実態統計調査国税庁 

 

 

全日空ANAの役員の給料・年収はどれくらい?

それでは次に全日空ANAの役員の報酬体系、年収水準について見ていきましょう。

 

上場会社の場合には役員報酬の総額と、報酬が1億円を超える個別の役員への報酬を開示することが義務付けられています。全日空の場合には、個別の役員への報酬額が開示されておらず、1億円超の報酬を受け取っている役員がいないことがわかります。

 

役員報酬の総額>

取締役への報酬 425百万円(7名)、一人当たり換算61百万円

監査役への報酬 62百万円(2名)、一人当たり換算31百万円

社外役員への報酬 94百万円(6名)、一人当たり換算16百万円

 

 

全日空ANA離職率は高い?低い?

離職率に関する情報は今のところ無料で入手できる範囲では公開情報が限られています。その中で多くの企業の離職率が確認できる情報ソースは就職四季報になります。就職四季報では、3年後離職率だけでなく、有給取得日数、平均年数、採用実績校など、その会社で働く上での細かい情報が記載されていますので、入社する会社を検討する上では必携の1冊と言えます。

 

 

また、東洋経済では定期的に、企業の離職率に関するランキングを公表していますのでそれも離職率を確認する上では参考になります。しかし、あくまで企業側から公表された情報であることから数字が良い方向に操作されていることがないとも言えませんのであくまで参考情報としてみていくのが良いでしょう。

 

【東洋経済】新卒3年後の「若手が辞めない」300社ランキング

【東洋経済】給料が高く新卒が辞めない会社」ランキング

 

 

全日本空輸ANA売上、業績、財務内容

就職先や転職先の企業を選択する上でその企業の売上、業績、財務内容を見ることは極めて重要です。大企業であっても東芝のように不祥事がきっかけであっという間に倒産寸前に追い込まるのが今の時代です。

 

大企業だから安心、中小企業だから不安、というのは幻想で、正解は「企業による」です。企業ごとに決算情報や財務内容は良く調べて、業績が怪しい企業は就職先としては避ける賢さが必要になります。それではキヤノンの売上、業績、財務内容について見ていきましょう。

 

全日本空輸ANA直近3年間の売上、業績

決算期 2017年3月期 2018年3月期 2019年3月期
会計基準 日本基準 日本基準 日本基準
売上高(百万円) 1,765,259 1,971,799 2,058,312
営業利益(百万円) 145,539 164,516 165,019
営業利益率 8.2% 8.3% 8.0%
経常利益(百万円) 140,375 160,636 110,777
経常利益率 8.0% 8.1% 5.4%
当期利益(百万円) 98,827 143,887 110,777
利益率 5.6% 7.3% 5.4%
自己資本比率 39.7% 38.6% 40.9%

単位:百万円

全日本空輸(ANA)有価証券報告書(2019年3月決算)を元に筆者作成 

 

 

会社の業績の見方についてはこちらの記事で解説しています。決算情報の閲覧に不慣れな方がいらっしゃいましたらご参考にしてください。

 

 

地域別売上の状況(海外売上比率)

就職、転職先の企業を見るときにその企業の将来性を重視する場合には、海外売上比率を見ることが一つの手段となります。日本は今後も少子高齢化が進むことは確実ですので、海外市場を開拓している企業は確実に有利になります。

決算期 19年3月期
日本 1,676,226
海外 382,086
2,058,312
国内売上比率 81.4%
海外売上比率 18.6%

単位:百万円

全日本空輸(ANA)有価証券報告書(2019年3月決算)を元に筆者作成 

 

 

セグメント情報(事業ごとの概況)

セグメントとは企業が行っている事業の区分のことを言います。就職転職では企業を選ぶことも重要ですが、同様にどのセグメントで働くことになるかも非常に大切です。昨今では企業は生き残りをかけて不採算事業の整理・売却を行うことも珍しくありません。不採算事業で働いている場合、給与水準が下がるということや、気が付いたら別の会社に売却されていた、などという笑えない事態も起こりえます。

 

全日空ANAでは、航空事業、航空関連事業、旅行事業、商社事業の4つのセグメントで事業を展開しています。それでは各セグメントの事業内容、業績について見ていきましょう。

 

セグメント情報 航空事業

<主要サービス>

航空運送サービス

 

<主要会社>

全日本空輸ANA)、エアージャパンANAウイングスバニラ・エアPeach・Aviation

 

<業績情報>

決算期 18年3月期 19年3月期
収益(百万円) 1,731,173 1,814,417
営業利益(百万円) 156,873 160,556
営業利益率 9.1% 8.8%
従業員数(人) 17,435 18,001
一人当たり売上高(百万円) 99.3 100.8
一人当たり営業利益(百万円) 9.0 8.9

 

 

セグメント情報 航空関連事業

<主要サービス>

空港での顧客に対する各種サービス提供、電話による予約案内、航空機への整備作業

 

<主要会社>

ANA大阪空港、ANA成田エアポートサービス、ANAケータリングサービス、ANAエアポートサービス、ANAベースメンテナンステクニクスANAテレマートANAシステムズ

 

<業績情報>

決算期 18年3月期 19年3月期
収益(百万円) 284,331 291,051
営業利益(百万円) 10,635 13,178
営業利益率 3.7% 4.5%
従業員数(人) 18,905 19,780
一人当たり売上高(百万円) 16.3 16.2
一人当たり営業利益(百万円) 0.6 0.7

 

 

セグメント情報 旅行事業

<主要サービス>

ANAハローツアー」「ANAスカイホリデー」ブランドのパッケージ旅行商品等の企画・販売、ANA虚空県と宿泊棟を素材とした商品開発・販売

 

<主要会社>

ANAセールス

 

<業績情報>

決算期 18年3月期 19年3月期
収益(百万円) 159,289 150,746
営業利益(百万円) 3,745 606
営業利益率 2.4% 0.4%
従業員数(人) 1,506 1,388
一人当たり売上高(百万円) 9.1 8.4
一人当たり営業利益(百万円) 0.2 0.0

 

 

セグメント情報 商社事業

<主要サービス>

顧客への各種物品

 

<主要会社>

全日本空輸ANAフーズ、ANA FESTA

 

<業績情報>

決算期 18年3月期 19年3月期
収益(百万円) 143,039 150,679
営業利益(百万円) 4,506 3,706
営業利益率 3.2% 2.5%
従業員数(人) 1,414 1,507
一人当たり売上高(百万円) 8.2 8.4
一人当たり営業利益(百万円) 0.3 0.2

 

 

全日空ANAの競合会社

<国内>

日本航空JAL

 

<海外>

・American Airline(アメリカ)

・Delta(アメリカ)

・United Continental(アメリカ)

・Deutche Lufthansa(ドイツ)

Air France(フランス)

・Emirates Airlines(アラブ首長国連邦

・China Southern Airlines(中国)

Air China(中国)

・China Eastern Airlines(中国) など

 

全日空ANAの競合会社は国内では実質、日本航空JAL)のみですが、海外まで視野を広げると多くの競合航空会社があります。

 

 

全日空ANAの歴代社長の経歴

会社で働いていくなかで昇進や出世を目指している場合は、その会社の社長の経歴も重要なチェックポイントの一つになります。会社の社長になる人の経歴には大きく分けて4つのパターンがあります。

 

<社長の経歴の代表的パターン>

①同族会社で創業者やその親族が社長になるケース

②親会社出身の人が社長になるケース

ヘッドハンティングで他社の社長経験者がなるケース

④新卒や中途入社の人が内部昇格して社長になるケース

 

①~③のパターンの会社では昇進や出世の難易度が高く(場合によってはノーチャンス)なりますが、④のパターンでは自分の努力次第で会社役員へのチャンスも開けています。もちろん会社での昇進は運の要素も大きいですが、自分にもチャンスがあるのか、或いは全くないのか、の違いは働くときのモチベーションにもつながると思います。全日空ANAの社長の経歴は以下のようになっています。

 

片野坂 真哉(2015年4月~)

生年月日 1955年7月生まれ

1979年(24歳) 全日空 入社

2004年(49歳) 全日空 人事部長

2007年(52歳) 全日空 執行役員

2009年(54歳) 全日空 上席執行役員

2009年(54歳) 全日空 取締役執行役員

2011年(56歳) 全日空 常務取締役執行役員

2012年(57歳) 全日空 専務取締役執行役員

2013年(58歳) 全日空 代表取締役副社長執行役員

2015年(60歳) 全日空 代表取締役社長

 

 

全日空ANAの過去のリストラ

執筆中

 

 

全日空ANAの就職・転職、採用情報 

新卒採用、就職情報

<新卒初任給>

学部卒 218,557円

修士了 226,459円

※2018年度実績

 

<賞与>

年2回(夏、冬)

 

<昇給>

年1回(4月)

 

<採用人数>

50名程度

 

 

その他関連情報

格付けの状況

執筆中 

 

 

全日本空輸ANAの歴史と沿革、ニュース

1952年 日本ヘリコプター輸送を設立
1957年 全日本空輸に商号変更
1972年 東証一部に上場
2011年 エアアジア・ジャパン(現 バニラ・エア)設立
2020年1月 オーストラリアの航空会社ヴァージン・オーストラリアと包括提携を締結。豪州国内でコードシェア便の運航を開始する。

 

 

 

まとめ(全日空ANAの年収、離職率ホワイト企業度)

ここまで全日空ANAの年収、離職率ホワイト企業度をはじめとする企業研究について書いてきました。本記事を参考に企業研究を進めていただき、一人でも多くの方が就職活動、転職活動により理想のキャリア、年収を獲得していただけることをお祈りしています。