等々力渓谷へのアクセスと見どころ | 自然の癒しと等々力不動尊
東京都唯一の渓谷である等々力渓谷は、東急大井町線等々力駅からわずか徒歩3分のアクセス。街角を一歩入っただけで、等々力渓谷を流れる矢沢川のほとりからは野鳥のさえずりが聞こえ、四季折々の景色が癒しを与えてくれるスポットです。
等々力渓谷へのアクセス・行き方(電車、バス)
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東京都世田谷区に位置する等々力渓谷へは、東急大井町線の等々力駅からのアクセスが便利です。等々力駅を下車後徒歩3分ほどで等々力渓谷の入り口に到着します。 <電車でのアクセス> 東急大井町線 等々力駅 南口から徒歩約3分 <バスでのアクセス> 東急バス【等01】 等々力商店街下車すぐ
等々力渓谷とは? 見どころは等々力不動尊や四季折々の自然
等々力渓谷は、武蔵の大地の南側を流れる谷沢川が長い年月をかけて地面を削ってできた渓谷で、東京都の指定名称にも選ばれています。 ※渓谷とは山や谷に挟まれたところを川が流れる地形のこと 等々力渓谷の奥には不動様が祀られた等々力不動尊、昭和に作られた日本庭園や書院建築の休憩所もあり、自然の中を散策しながら日本の歴史を楽しむことができます。
等々力渓谷の見どころと観光ルートを写真でご紹介
等々力渓谷の最寄り駅である東急大井町線等々力駅にやってきました。 等々力駅には各駅停車しか止まらないので気をつけましょう。 等々力渓谷に行くには、等々力駅の南口方面に向かいます。駅の表札には等々力渓谷の案内が出ているのですぐにわかります。 駅のいたるところに等々力渓谷入り口までのアクセスが書いてあります。 等々力駅の南口をでるとすぐにある成城石井が等々力渓谷入り口の目印です。。この成城石井の脇にある道を入ると等々力渓谷です。 等々力渓谷は谷を流れる谷沢川や生い茂る緑の影響で街の中より気温が低く、夏場には良い避暑地になります。 等々力渓谷入り口の看板があるところを下っていくと等々力渓谷に入ります。交通量の多い道路を一本入るだけで、静かな渓谷の自然が広がっています。
ゴルフ橋 戦前にゴルフ場へのアクセスに使われた橋
等々力渓谷の入り口にある赤い橋は「ゴルフ橋」と呼ばれています。戦前の1932年に最初に架けられたこの橋は、人々が等々力村や野毛地区にあった「等々力ゴルフコース」に向かうのに利用されたため、ゴルフ橋と呼ばれるようになりました。当時あったゴルフ場は第二次世界大戦のころに廃止されています。 等々力渓谷を流れる川は「谷沢川」。谷沢川に沿って約1kmにわたって散策路が整備されています。犬の散歩やランニングをする人が行きかっています。 等々力渓谷の案内図。 春は桜、夏は生い茂る緑、秋は紅葉、冬は雪景色など、四季折々の景色が楽しめる場所です。意外にも若いカップルがデートに来ていたり、趣味で写真撮影に訪れている方もいます。 等々力渓谷にはシダ類やケヤキ、カエデなど、街中で見るのとはまた違った植物が自生しています。 等々力渓谷の遊歩道脇には公衆トイレも完備。安心して散策が楽しめます。
稚児大師匠御影堂 学業成就のパワースポット
等々力渓谷の遊歩道を進んでいくとある稚児大師御影堂には幼少期の弘法大使の像が祀られています。稚児大師とは弘法大使の幼いころの呼び名で、このころから弘法大使は仏様のご加護を受け、非凡な才能を発揮していたと言われています。稚児大師御影堂は学業成就のパワースポットとしても知られています。 お賽銭をして弘法大使様にお祈り。
不動の滝 真言宗の宗祖の伝説が残る滝
等々力渓谷最奥部の橋を渡ったところには不動の滝があります。 不動の滝はあまり大きな滝ではありませんが、竜の像から水が流れるとともに、岩壁からは湧水がしみだしています。 この不動の滝は、真言宗の宗祖である興教大使様は棒で壁を叩いたところ滝が湧き出したという伝説が残されています。 等々力渓谷の奥地にある雪月花では谷沢川のせせらぎや滝の音を聞きながら休憩をすることができます。 等々力渓谷 雪月花 <営業時間> 平日、休日 11:00~16:00 <メニュー> 季節により、ところてん、かき氷、ラムネ、おしるこなどの軽食
等々力不動尊(満願寺)
等々力渓谷を一番奥まで進んだ階段を上ると等々力不動尊にたどり着きます。 手水者で手を清めて本堂に向かいます。 等々力不動尊は、真言宗の宗祖である興教大使の夢の中に出てきたご不動様が、関東に霊地があることを告げたことに起源があります。そこで興教大使はご不動様を背負ってこの地に来ると、夢の中で見たものと同じ渓谷があり、ご不動様をここに安置したのが等々力不動尊の始まりです。等々力という地名もまた、ここから湧き出る水の音が付近にとどろいたことから「等々力」という名前が付けられたそうです。 等々力不動尊は桜の名所としても知られ、春には約500本の桜が一斉に咲き誇ります。4月上旬には桜祭りが行われ、夜のライトアップも等々力不動尊の見どころの一つです。 <等々力不動尊(満願寺)> http://www.manganji.or.jp/ 等々力不動尊には四季の花という売店があります。ここではソフトクリームやコーヒー、おまんじゅうなどを食べながら休憩することができます。 等々力不動尊 四季の花 <営業時間> 平日、休日 11:00~16:00 等々力不動尊でしか食べられない不動まんじゅう 100円 温かい状態で提供してくれます。中にはあんこがぎっしり。
等々力渓谷公園 日本庭園
等々力不動尊から川を挟んで反対側には日本庭園があります。ここには昭和36年に建築された書院建物と日本庭園があります。 等々力渓谷公園 日本庭園 <開園時間> 入園時間 9:00~17:00(11月~2月は16:30まで) 入園料 無料 日本庭園では春は桜が、秋は紅葉が楽しめます。 日本庭園の中に広がる竹林。 2月でしたが早咲きなのでしょうか、桜が咲いていました。
まとめ 等々力渓谷へのアクセスと見どころ
等々力渓谷は東京の都内にいながら、川のせせらぎや野鳥のさえずりなど自然の癒しに触れられるスポットです。都会の生活に疲れたときにホッとできる場所として足を運んでみてはいかがでしょうか。
<世田谷区HP 等々力渓谷公園>
https://www.city.setagaya.lg.jp/mokuji/kusei/012/015/001/004/d00004247.html