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オリックスの離職率、ホワイト企業度 | 転職面接で内定を出す企業研究

本記事は、オリックスの給料年収、離職率ホワイト企業度等について、第二新卒・未経験転職を経て、転職人気ランキングトップ10常連企業に内定した経験がある筆者が独自のノウハウと転職経験をもとに企業研究としてまとめています。

 

私(モチタケ)自身、学生時代は大したスキルはなく就職活動もとても苦戦したのですが、社会人になってからの仕事の実績の積み上げや継続的な自己投資により、高倍率の東証一部上場企業の書類選考、面接選考を突破していくつもの企業から内定を獲得してきました。

 

就職・転職活動で倍率の高い人気企業から内定を取るためには、徹底した企業研究をもとに志望動機などの面接対策を行い、他の候補者との差別化ができるようにすることが極めて重要です。また、就職・転職活動は内定を獲得することがゴールではなく、入社後にその会社で活躍することが目的ですから、待遇や働きやすさ、社風などについてもよく調べておきましょう。

 

こちらの記事を参考に企業研究を行い、ブラック企業を避けつつ、ご自身のキャリアにマッチする企業を見つけ、第一志望の企業から内定を獲得していただきたいと思います。

 

オリックスの年収、離職率、ホワイト企業度 | 転職面接で内定を出す企業研究

 

ワードプレスブログに移転しました。

 

オリックス離職率ホワイト企業度 | 転職面接で内定を出す企業研究

 

オリックスへの就職転職と企業研究(会社概要)

オリックスは1950年に設立され、総合リース業、銀行業、保険業などを取り扱う多角的金融サービス企業です。

 

オリックスの会社概要>

会社名:オリックス株式会社

英語表記:ORIX Corporation

設立:1950年

本社所在地:大阪府大阪市

業種:その他金融業

連結売上高:2,434,864百万円(2019年3月期)

連結従業員数: 32,411人(2019年3月期)

株式上場:東証第一部、ニューヨーク証券取引所

会社HP:https://www.orix.co.jp/grp/

 

 

オリックスの給料年収と離職率/勤続年数

就職先、転職先を検討する上で最も気になるのがその企業で働く人の待遇(年収や勤続年数、離職率)ではないでしょうか。ここからはキヤノンの役員従業員の給料年収と勤続年数/離職率について見ていきたいと思います。

 

 

従業員の給料・年収と勤続年数・離職率

決算期 19年3月期 -
グループ全体の従業員数 32,411
(うち親会社の状況) - -
従業員数 2,981
平均年齢 42.4
平均勤続年数 14.1
平均年間給与 8,800,192

オリックス 有価証券報告書(2019年3月決算)を元に筆者作成 

 

<平均年収を見るときの注意点>

・工場のラインスタッフなど年収水準が低い社員がいると平均年収は低く出ます

持ち株会社(ホールディングス)など幹部社員のみが所属している会社の場合は、平均年種が高くでます。

 

 

 <オリックスの平均年収を比較>

オリックスの平均年収の比較対象として金融業・保険業の平均年収、全産業の会社員の平均年収を掲載しておきます。

 

金融業、保険業の平均年収・・・618万円

会社員の平均年収・・・432万円

正規社員の平均年収・・・494万円

非正規社員の平均年収・・・175万円

出典:平成29年分民間給与実態統計調査国税庁 

 

 

オリックスの役員の給料・年収はどれくらい?

それでは次にオリックスの役員の報酬体系、年収水準について見ていきましょう。

 

役員報酬の体系>

①固定報酬・・・役位に応じた額を支給

②業績連動型報酬・・・連結当期純利益に係る年間成長率の目標達成度により支給

③株式報酬・・・役位別に一定のポイントを付与し、退任時に累積ポイントに応じてオリックス株式を付与。

 

オリックスでは、株式報酬を導入し企業価値の最大化を目指すインセンティブ制度が作られている点で評価できます。また、業績連動型報酬の指標には連結当期純利益を採用していることから、適切なタックスプランニングを目指す体制が整っていることが伺えます。

 

 

<役職ごとの支給額>

取締役・・・8百万円(1名)、一人当たり平均8百万円

社外取締役・・・107百万円(6名)、一人当たり平均18百万円

執行役・・・1011百万円(20名)、一人当たり平均51百万円

 

 

<報酬総額1億円以上の役員>

井上 亮(執行役)・・・268百万円

スタン・コヤナギ(執行役)・・・100百万円

 

 

オリックス離職率ホワイト企業

就職や転職をする際にその会社の働きやすさをはかる指標として気になるのが離職率ですが、今のところ無料で入手できる範囲では公開情報が限られています。その中で多くの企業の離職率が確認できる情報ソースは就職四季報になります。就職四季報では、3年後離職率だけでなく、有給取得日数、平均年数、採用実績校など、その会社で働く上での細かい情報が記載されていますので、就職や転職をする会社を検討する上では必携の1冊と言えます。

 

 

また、東洋経済では定期的に、企業の離職率に関するランキングを公表していますのでそれも離職率を確認する上では参考になります。しかし、あくまで企業側から公表された情報であることから数字が良い方向に操作されていることがないとも言えませんのであくまで参考情報としてみていくのが良いでしょう。

 

【東洋経済】新卒3年後の「若手が辞めない」300社ランキング

【東洋経済】給料が高く新卒が辞めない会社」ランキング

 

 

オリックスへの転職・中途採用求人の探し方

オリックスをはじめとする大手企業に転職したい場合はどのように求人情報を探せばよいのでしょうか。大手企業の求人は、非公開求人と呼ばれる転職エージェント経由でしか見ることができない形式で募集がかかります。

 

<公開求人>

リクナビNextなど、WEBサイトに登録すればだれでも見れる求人

 

<非公開求人>

転職エージェントで転職支援サービスを受けた人だけが見れる求人

 

理由としては、公開求人で募集をして応募が集まりすぎると企業側での選考が大変になることや、求人の内容自体に機密情報が含まれていたりする、ということがあげられます。つまり、多くの人が応募したくなるような年収が高く、離職率が低いホワイト企業の求人のほとんどは非公開求人として募集が掛かります。

 

その「非公開求人」を見るためには転職エージェントに登録が必要になります。転職エージェントへの登録や転職支援を受けるのはすべて無料ですので、転職するつもりがあってもなくても常に転職市場の情報収集として何社か登録しておくことをおすすめします。私自身も転職エージェントとは常に数社付き合いを持つようにしていて、その時々の求人情報を見て今後のキャリアプランの参考にしています。

 

<転職エージェント登録の流れ>

転職エージェントへの登録は社会人の方であれば誰でも下記の流れで行うことができます。

転職エージェント登録の流れ

 

 

<【完全無料】おすすめの大手転職エージェント3社>

転職エージェントはより多くの求人情報をカバーするため、取扱求人数が多い大手エージェントから登録することをおすすめします。下記の3社は私も過去の転職活動時に利用経験があり、基本的にはここに登録をしておけばその時市場に出回っている求人はほとんどカバーすることが可能です。

 

リクルートエージェント | 求人数・転職実績No1 

 

DODA by パーソルキャリア | 丁寧なカウンセリングが評判

 

type転職エージェント | 正社員の年収アップ転職支援

 

 

オリックス売上、業績、財務内容

就職先や転職先の企業を選択する上でその企業の売上、業績、財務内容を見ることは極めて重要です。大企業であっても東芝のように不祥事がきっかけであっという間に倒産寸前に追い込まるのが今の時代です。

 

大企業だから安心、中小企業だから不安、というのは幻想で、正解は「企業による」です。企業ごとに決算情報や財務内容は良く調べて、業績が怪しい企業は就職先としては避ける賢さが必要になります。それではオリックスの業績、決算情報、財務内容について見ていきましょう。

 

オリックスの直近3事業年度の売上、業績

オリックスの直近3事業年度の売上、業績は以下の通りです。

決算期 17年3月期 18年3月期 19年3月期
会計基準 米国会計基準 米国会計基準 米国会計基準
売上高(百万円) 2,678,659 2,862,771 2,434,864
営業利益(百万円) 329,224 336,195 329,438
営業利益率 12.3% 11.7% 13.5%
経常利益(百万円) 424,965 435,501 395,730
経常利益率 15.9% 15.2% 16.3%
当期利益(百万円) 273,239 313,135 323,745
利益率 10.2% 10.9% 13.3%
自己資本 2,507,698 2,682,424 2,897,074
総資産 11,231,895 11,425,982 12,174,917
自己資本比率 22.3% 23.5% 23.8%

オリックス 有価証券報告書(2018年12月決算)を元に筆者作成  

 

企業研究で就職先、転職先を選ぶときに特に注意してみたいのは下記の3点です。

 

<売上高>

売上高は会社の事業規模を把握する上で最も重要な指標ですので、採用選考を受けようとする会社については大まかな売上高の数値は頭に入れておきましょう。

 

<営業利益、経常利益>

利益を見ることで会社が事業を通じて儲かっているかどうかを確認します。当たり前ですが利益が出ない会社はそのうち倒産します。

利益については全部で5つの種類があり、それぞれの内容については別記事で解説していますので、そちらをご覧いただければと思います。

 

自己資本比率

自己資本比率は会社が持っている資産のうちどれだけが自社のものかを表す指標です。言い換えれば自己資本比率が多い企業ほど、借金体質の企業ということになりますので、企業を選ぶときはできるだけ自己資本比率が高い企業を選ぶと良いでしょう。

 

 

海外売上比率と地域別売上の状況

就職、転職先の企業を見るときにその企業の将来性を重視する場合には、海外売上比率を見ることが一つの手段となります。日本は今後も少子高齢化が進むことは確実ですので、海外市場を開拓している企業は確実に有利になります。

 

オリックスの地域別売上高構成比> 

オリックスの地域別売上高構成比>

 

オリックスの海外売上比率>

日本 2,377,729 1,948,868
米国 208,264 205,233
その他海外 276,778 280,763
2,862,771 2,434,864
国内売上比率 83.1% 80.0%
海外売上比率 16.9% 20.0%

単位:百万円

オリックス 有価証券報告書(2019年3月決算)を元に筆者作成 

 

 

セグメント情報(事業ごとの概況)

セグメントとは企業が行っている事業の区分のことを言います。就職活動、転職活動では企業を選ぶことも重要ですが、同様にどのセグメントで働くことになるかも非常に大切です。昨今では企業は生き残りをかけて不採算事業の整理・売却を行うことも珍しくありません。不採算事業で働いている場合、給与水準が下がるということや、気が付いたら別の会社に売却されていた、などという笑えない事態も起こりえます。

 

オリックスでは以下の6つのセグメントで事業を展開しています。

 

・法人金融サービス事業

・メンテナンスリース事業

・不動産事業

・事業投資事業

・リテール事業

・海外事業

 

セグメントごとの売上高構成比は以下のようになっています。

 

オリックスの売上高構成比>

オリックスのセグメント別売上高構成比

 

それではここからは、各セグメントごとの事業内容、業績について見ていきましょう。

 

 

法人金融サービス事業の売上、業績と事業内容

<主要製品・サービス>

金融、各種手数料ビジネス

 

<主要会社>

オリックス、弥生

 

<業績情報>

決算期 18年3月期 19年3月期
セグメント収益 115,837 95,212
セグメント利益 49,275 25,482
セグメント利益率 42.5% 26.8%
従業員数(人) 2,167 2,356
売上高構成比 4.0% 3.9%
従業員数構成比 - 7.3%
一人当たり売上高 53.5 40.4
一人当たりセグ利益 22.7 10.8

単位:百万円

  

 

メンテナンスリース事業の売上、業績と事業内容

<主要製品・サービス>

自動車リース、レンタカー、カーシェアリング、電子計測器、IT関連機器などのレンタル及びリース

 

<主要会社>

オリックス自動車オリックス・レンテック

 

<業績情報>

決算期 18年3月期 19年3月期
セグメント収益 275,933 288,211
セグメント利益 40,162 38,841
セグメント利益率 14.6% 13.5%
従業員数(人) 2,825 2,923
売上高構成比 9.6% 11.8%
従業員数構成比 - 9.0%
一人当たり売上高 97.7 98.6
一人当たりセグ利益 14.2 13.3

単位:百万円

 

 

不動産事業の売上、業績と事業内容

<主要製品・サービス>

不動産開発・賃貸・管理、施設運営、不動産の資産運用

 

<主要会社>

オリックスオリックス不動産、オリックス不動産投資顧問、大阪シティドームオリックス・アセットマネジメント大京

 

<業績情報>

決算期 18年3月期 19年3月期
セグメント収益 489,752 529,064
セグメント利益 74,395 89,247
セグメント利益率 15.2% 16.9%
従業員数(人) 4,978 9,969
売上高構成比 17.1% 21.7%
従業員数構成比 - 30.8%
一人当たり売上高 98.4 53.1
一人当たりセグ利益 14.9 9.0

単位:百万円

 

 

事業投資事業の売上、業績と事業内容

<主要製品・サービス>

環境エネルギー、企業投資、コンセッション

 

<主要会社>

オリックスオリックス環境、オリックス債権回収、ネットジャパン

 

<業績情報>

決算期 18年3月期 19年3月期
セグメント収益 1,083,505 615,151
セグメント利益 84,097 38,170
セグメント利益率 7.8% 6.2%
従業員数(人) 9,190 4,012
売上高構成比 37.8% 25.3%
従業員数構成比 - 12.4%
一人当たり売上高 117.9 153.3
一人当たりセグ利益 9.2 9.5

単位:百万円

 

 

リテール事業の売上、業績と事業内容

<主要製品・サービス>

生命保険、銀行、カードローン

 

<主要会社>

オリックス生命保険オリックス銀行オリックス・クレジット

 

<業績情報>

決算期 18年3月期 19年3月期
セグメント収益 428,697 428,904
セグメント利益 74,527 84,211
セグメント利益率 17.4% 19.6%
従業員数(人) 3,047 3,402
売上高構成比 15.0% 17.6%
従業員数構成比 - 10.5%
一人当たり売上高 140.7 126.1
一人当たりセグ利益 24.5 24.8

単位:百万円

 

 

海外事業の売上、業績と事業内容

<主要製品・サービス>

アセットマネジメント、航空機・船舶関連、企業投資、金融

 

<主要会社>

オリックス、ORIX Corporation USA、ORIX Corporation Europe N.V.、ORIX Aviation System Limited、ORIX Asia Limited、ORIX Leasing Malaysia Berhad、PT. ORIX Indonesia Finance、ORIX Australia Corporaion Limited、欧力士(中国)投資有限公司、ORIX Capital Korea Corporation、Thai ORIX Leasing Co., Ltd.、ORIX Auto Infrastructure Services Limited

 

<業績情報>

決算期 18年3月期 19年3月期
セグメント収益 479,619 490,730
セグメント利益 106,622 125,444
セグメント利益率 22.2% 25.6%
従業員数(人) 7,813 7,776
売上高構成比 16.8% 20.2%
従業員数構成比 - 24.0%
一人当たり売上高 61.4 63.1
一人当たりセグ利益 13.6 16.1

単位:百万円

 

 

オリックスの歴代社長の経歴

会社で働いていくなかで昇進や出世を目指している場合は、その会社の社長の経歴も重要なチェックポイントの一つになります。会社の社長になる人の経歴には大きく分けて4つのパターンがあります。

 

<社長の経歴の代表的パターン>

①同族会社で創業者やその親族が社長になるケース

②親会社出身の人が社長になるケース

ヘッドハンティングで他社の社長経験者がなるケース

④新卒や中途入社の人が内部昇格して社長になるケース

 

①~③のパターンの会社では昇進や出世の難易度が高く(場合によってはノーチャンス)なりますが、④のパターンでは自分の努力次第で会社役員へのチャンスも開けています。もちろん会社での昇進は運の要素も大きいですが、自分にもチャンスがあるのか、或いは全くないのか、の違いは働くときのモチベーションにもつながると思います。オリックスの社長の経歴は以下のようになっています。

 

井上 亮(2011年1月~現在)

生年月日 1952年10月生まれ

1975年 オリックス入社

2003年 投資銀行本部 副本部長

2005年 オリックス執行役

2006年 オリックス常務執行役

2009年 オリックス専務執行役

2010年 オリックス取締役 兼 執行役 副社長

2011年 オリックス取締役 兼 代表執行役 社長、グループCOO

2014年 グループCEO

 

現社長の井上社長はオリックスのプロパー社員です。一方、役員の中には銀行、証券、コンサルティングファーム、官僚、大学教授などの出身者がおり、様々なバックグランドの方にチャンスのある環境であることがわかります。

 

 

オリックスの過去のリストラ

現時点でオリックスのリストラ情報はない、又は入手できていません。

 

 

オリックス働き方改革ホワイト企業orブラック企業

オリックスの従業員にとって働きやすさはどうなのでしょうか。実際に入社をしてみないとわからない部分は多くありますが、最近では長時間労働や過労死などに対する社会の問題意識が高まっているため、ホワイト企業としてのイメージ作りに力を入れて採用力の強化や離職率の低下を狙う企業も増えています。企業がホワイト企業ブラック企業かの判定には、政府が従業員に優しい企業に認定するくるみん、プラチナくるみん、ホワイト500などの認定制度が参考になります。

 

くるみん・・・オリックスは認定あり◎

くるみんとは、仕事と子育ての両立支援への取り組み状況を厚生労働省が認定する制度で、政府の働き方改革への取り組み要請を受けて認定を受けようとする企業が増えています。くるみんを取得している企業は従業員の健康や幸福に対して積極的な取り組みをするホワイト企業である可能性が高いと推測できます。オリックスは2007年、2009年の2回、くるみんの認定を受けています。

 

参考:くるみんの認定基準(一部抜粋)

<全般的事項>

・雇用環境の整備について、2年間~5年間の行動計画を策定、実施し、計画に定めた目標を達成すること

・法及び法に基づく命令その他関係法令に違反する重大な事実がないこと

 

<残業時間・長時間労働の是正について>

・フルタイムの労働者等の法定時間外・法定休日労働時間の平均が各月45時間未満であること
・月平均の法定時間外労働60時間以上の労働者がいないこと

・次の①から③までのいずれかを実施していること

①所定外労働の削減のための措置

年次有給休暇の取得の促進のための措置

③短時間正社員制度、在宅勤務、テレワークその他の働き方の見直しに資する多様な労働条件の整備のための措置

 

<育休制度について>

・計画期間内の女性従業員の育児休業取得率が75%以上であること

・男性の育児休業等取得について、次の①又は②を満たすこと

①計画期間において、男性労働者のうち、配偶者が出産した男性労働者に対する育児休業等を取得した者の割合が7%以上であること

②計画期間において、男性労働者のうち、配偶者が出産した男性労働者に対する育児休業等を取得した者及び育児休業等に類似した企業独自の休暇制度を利用した者の割合が15%以上であり、かつ、育児休業等をした者の数が1人以上いること

・3歳から小学校就学前の子を育てる労働者について、「育児休業に関する制度、所定外労働の制限に関する制度、所定労働時間の短縮措置又は始業時刻変更等の措置に準ずる制度」を講じている

 

 

プラチナくるみん・・・オリックスは認定なし✖

プラチナくるみんは、くるみん認定を受けた企業がさらに高い水準の取り組みを行い、仕事と子育ての両立支援制度の導入や利用が進んでいる企業が認定されるものです。オリックスはプラチナくるみんの認定は受けていません。

 

参考:プラチナくるみんの認定基準(一部抜粋)

<全般的事項>

・雇用環境の整備について、2年間~5年間の行動計画を策定、実施し、計画に定めた目標を達成すること

・法および法に基づく命令その他関係法令に違反する重大な事実がないこと

 

<残業時間・長時間労働の是正について>

・フルタイムの労働者等の法定時間外・法定休日労働時間の平均が各月45時間未満であること
・月平均の法定時間外労働60時間以上の労働者がいないこと

・次の①から③までの全てに取り組み、かつ、①又は②について定量的な目標を定めて実施、達成していること

①所定外労働の削減のための措置

年次有給休暇の取得の促進のための措置

③短時間正社員制度、在宅勤務、テレワークその他の働き方の見直しに資する多様な労働条件の整備のための措置

 

<育休制度について>

・女性労働者の育児休業等取得率が75%以上であること

・男性の育児休業等取得について、次の①又は②を満たすこと

①配偶者が出産した男性労働者のうち育児休業等を取得した者の割合が13%以上

② 配偶者が出産した男性労働者のうち育児休業等を取得した者及び育児休業等に類似した企業独自の休暇制度を利用した者の割合が30%以上、かつ、育児休業等を取得した者が1人以上いること。

・3歳から小学校就学前の子を育てる労働者について、「育児休業に関する制度、所定外労働の制限に関する制度、所定労働時間の短縮措置又は始業時刻変更等の措置に準ずる制度」を講じている

 

 

ホワイト500・・・オリックスは認定あり◎

ホワイト500とは、経済産業省と日本健康会議が認定する「健康経営優良法人」のうち大規模法人部門の愛称で、従業員の健康に対する取り組みで高い水準にある大規模法人が選ばれます。オリックスは2019年にこのホワイト500に認定されています。

 
 

オリックスの就職・転職、採用情報 

新卒採用、就職情報

<採用コース>

オリックスでは職種ごとの採用は行っていません。最初の職種の選択は今後のキャリアで非常に重要なため、職種を選べずに入社するのには高いリスクがあります。今後、職種別採用も行うべきだと思います。

 

<募集職種>

国内営業部門、不動産部門、事業投資・環境エネルギー部門、グローバル事業部門、審査部門、経理部門、財務部門、法務部門、人事総務部門

 

<新卒初任給>

学部卒 エリア総合コース(首都圏のみ) 232,000円
学部卒 グローバル総合コース 240,000円
修士卒  エリア総合コース(首都圏のみ) 262,000円
修士卒  グローバル総合コース 270,000円

 

<賞与>

年2回(6月、12月)

 

<昇給>

年1回(4月)

 

<勤務地>

グローバル総合コース・・・国内外の各事業所

エリア総合コース・・・首都圏の各事業所

 

<採用人数・採用実績>

2016年度 51名 (男性29名、女性22名)

2017年度 76名 (男性35名、女性41名)

2018年度 70名 (男性32名、女性38名)

 

 <大学別採用実績>

調査中

 

 

オリックスの従業員からの口コミ情報

 就職先、転職先を選ぶ際には求人票や企業サイトの採用情報だけを情報ソースにするのは危険です。これらは企業が優秀な人材を引き付けるために書いたいわば「広告」であり、その企業で働くメリットが強調して掛かれており、一方でデメリットは書かれていないか控え目な書かれ方をします。

 

企業の実態を把握するためには実際にその企業で働く人の口コミを見るのが大変参考になります。

 

<転職口コミサイトならまずはこちら>

【転職会議】企業の口コミ・評判・求人が豊富な転職サイト

 

 

オリックスの格付け

格付けとは格付け会社と呼ばれる会社がその会社の信用力を評価してランク付けをしたもののことを言います。信用力とはその会社が債券を発行してお金を借りた場合に、そのお金をきちんと返せるかどうかのことを言います。つまり、格付けが高い会社は財務内容が良好で経営状態が安定していると見ることができます。

 

国内の代表的な格付け機関である格付投資情報センター(R&I)の発行体格付けでキヤノンの格付けを見てみましょう。

 

<企業ごとの発行体格付け>

AAA  
AA KDDI東日本旅客鉄道日立製作所旭化成、味の素、信越化学工業アステラス製薬
A オリックス日本航空パナソニック、イオン、野村證券いすゞ自動車
BBB アコム商船三井、古川電気工業、沖電気工業
BB シャープ、アイフル日本板硝子
B  
CCC  
CC  
D  

※2019年12月時点

 

<参考:格付け定義>

AAA 信用力は最も高く、多くの優れた要素がある。
AA 信用力は極めて高く、優れた要素がある。
A 信用力は高く、部分的に優れた要素がある。
BBB 信用力は十分であるが、将来環境が大きく変化する場合、注意すべき要素がある。
BB 信用力は当面問題ないが、将来環境が変化する場合、十分注意すべき要素がある。
B 信用力に問題があり、絶えず注意すべき要素がある。
CCC 信用力に重大な問題があり、金融債務が不履行に陥る懸念が強い。
CC 発行体のすべての金融債務が不履行に陥る懸念が強い。
D 発行体のすべての金融債務が不履行に陥っているとR&Iが判断する格付。

出典:【格付投資情報センターHP】格付け一覧 

 

 

オリックスの歴史と沿革

1964年 オリエント・リース株式会社として設立

1970年 大証第二部に上場

1971年 東証第二部に上場

1973年 東証第一部に上場

1988年 阪急ブレーブスを買収しプロ野球に参入

1989年 商号をオリックス株式会社に変更

1991年 オリックスオマハ生命保険株式会社(現オリックス生命保険株式会社)設立

1998年 ニューヨーク証券取引所に上場

2014年 ハートフォード生命保険株式会社(現オリックス生命保険株式会社)を買収

2017年 政府の働き方改革の推進を受け、グループ主要13社の所定労働時間を7時間20分から7時間に短縮し、実質的な賃上げを行う

 

 

 

オリックスの企業研究に使える書籍

  

 

 

まとめ(オリックスの年収、離職率ホワイト企業度)

ここまでオリックスの年収、離職率ホワイト企業度をはじめとする企業研究について書いてきました。本記事を参考に企業研究を進めていただき、一人でも多くの方が就職活動、転職活動により理想のキャリア、年収を獲得していただけることをお祈りしています。